はじめに

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こちらのサイトではシステムトレードの基本をご案内していきます。
管理人は現役の金融マンです。
みなさんがシステムトレードを活用しながら、より有利な資産運用ができることを祈っています。

「未来予測」や「フル板」に注目

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長い競争を経て、ネット証券の取引機能はどこも高水準で横並びになった――と思いきや、個性的な「すごい機能」がまだまだ登場している。

ここ1~2年で登場した新機能で最も驚くべき一つが、カブドットコム証券のパソコン用高機能トレードツール「kabuステーション」に搭載された「リアルタイム株価予測」だろう。

これは一言で言うと、デイトレートにおける「少し先」の株価の動きを読み、値上がり率の予想ランキングなどを出してくれる機能だ。しかもなんと、まだ取引が始まっていない午前8時台から、その日に値上がりしそうな銘柄ランキングが表示されている。

午前8時台から、投資家が出している注文からなる「気配値」が表示されているため、気配が高い銘柄は上がりそうだ、という予測ならば誰にでもできる。ただし実際には、気配値と始値は大きく乖離することも多い。最終的に注文を付け合わせる「板寄せ」をしてみないと分からない部分も多いのだ。

リアルタイム株価予測では気配値をそのまま読むだけでなく、証券取引所と同様に市場の注文を板寄せする。それにより寄り付き以降の株価を高精度で予測できるのだという。市場に飛び交う注文は、いわば証券会社が持つ「ビッグデータ」。それを分析することで「未来予測」を行えるという訳だ。

単に始値がどれだけ高く(低く)なりそうかだけでなく、「売買高がどの程度になりそうか」「どれだけ激しく株価が上下しそうか」も予想でき、その日のデイトレード銘柄を絞り込むのにはうってつけだ。

始値だけでなく、「終値の予測」もできる。「引け成り」「引け指し」という、大引けでの売買を予約しておくタイプの注文方式があるが、この注文がどれだけ出ているかは、実はザラ場でも見られる。そのため、寄り付き時同様の板寄せを行うことで、終値で株価がどう動きそうかを予想できるというのだ。

必ず当たる保証はないが、引けで大きく上がりそうな銘柄を直前に買う手法は面白いかもしれない。

次のトレンドは“半シストレ”?

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ミラートレーダーが好調なインヴァスト証券がこの3月、FXの新サービス「トライオート」を始めた。これはシストレと、人間が売買タイミングを判断する裁量トレードの「いいとこ取り」を狙ったサービスだ。

利用者はまず今後の相場が円高か円安か、またはレンジ相場なのかという大まかなトレンドを自分で予測。

その後「勝率重視なのか利幅重視なのか」などの方針を選んでいくと、最終的に「すぐにドルを買って、30銭円安になったら決済し、その後10銭動いたら再度買い」といった具体的な売買戦略が決まる。

何銭の値幅で売買するかなどは微調整が可能だ。

既存のストラテジーにお任せするだけで、具体的な売買基準がブラックボックスになっているシストレと比べて、相場を読む楽しさも味わえる。こういった“半シストレ”とでもいうべきサービスは、昨年12月にジャパンネット銀行が「連続IFDOCO注文」を始めるなど増えつつある。

イマイチ日本では人気が高まらない「開発型」のMT4も、徐々に状況が変わるかもしれない。

MT4ではもともと、他の人が作ったストラテジー(EA)を買って自分で使える仕組みがあるが、従来よりも気軽に買えるウェブサイト「マーケットプレイス」の運用が昨年秋に始まった。日本のユーザーにとってのハードルも、今後は下がっていく可能性がある。

ミラートレーダーの開発元であるトレーデンシー社は「株式版のミラートレーダー」開始にも意欲を見せるなど、シストレの進化、多様化は今後も止まらなそうだ。

トレンド1 : 「裁量」と「シストレ」のいいとこ取りが増える

大まかな相場観と戦略は人間が判断し、具体的な発注はシステムに任せるタイプのサービスが増加。インヴァスト証券のほか、ジャパンネット銀行も最大9個まで注文を自動設定できるサービスを開始。

トレンド2 : 開発型もカンタンに?

一種のプログラムを書く必要があることなど、普通のユーザーにとっては取っつきにくいMT4だが、海外では気軽にEAが買える「マーケットプレイス」が始まった。プログラム知識なしでもEAが作れるサービスも登場している。

トレンド3 : 株でもミラートレーダーが?

ミラートレーダーが日本株に対応し、発注まで全自動の日本株シストレが実現するかもしれない。開発元であるイスラエルのトレーデンシー社は「日本株にも対応させたい」と意欲を見せ、既に提携を打診している先もあると明かした。

通貨と比べて株の銘柄数は圧倒的に多く複雑なため技術的なハードルは高いが、制度的な障害は少ないという。同社は「最初に導入する証券会社は有利な立場に立てるだろう」と話す。数年以内に実現する可能性も。

プロが教えるミラートレーダーの技

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適切なストラテジーの選び方、入れ替え方とは? プロから実践的なノウハウを教えてもらった。

1.戦略のタイプよりも通貨を分散する

ストラテジーの組み合わせをどうするか。「トレンドフォロー型とレンジ型」などタイプの分散よりも、「同じタイプで、通貨を分散するのが効果的」と語る。時期によって動く通貨が変わるためだ。適切なストラテジー数は「5~10」「5個以内」と意見が分かれた。

2.「損益曲線のトレンドライン」を引け!

チャートにトレンドラインを引くように、各ストラテジーの「損益曲線」にもトレンドラインを引くとよい、と勧める。

順調に資産が増えているストラテジーなら、谷の部分を結んだ上昇トレンドライン、成績の悪いストラテジーなら山の部分を結んだ下降トレンドラインを引く。

ブレークしたら、今後は流れが変わるサインになる。

3.「DD更新」と「ルーキーの連敗」は要注意!

同じストラテジーが永遠に勝ち続ける可能性は低い。ならばいつ見切るべきか――。「過去の最大ドローダウン率を更新した場合が最も危険」だという。

ただ、運用期間が1年以内と短い「ルーキー」の場合はこれだとシグナルを見誤る恐れがあるため、代わりに「連敗記録の更新」がシグナルになる。

4.「損小利大」「金の卵」「ベテラン」を選ぶ

ストラテジーを選ぶ際はどんな指標を重視すべきか。

「負けた時の損よりも買った時の利益が大きい『損小利大』タイプが、一番長期で勝ち続けやすい」と語る。

また「2年以上の実績がある『ベテラン』で、なおかつここ1年の調子がいい『金の卵』アイコンが付いているものが勧められる」と語る。